アロマテラピーとは・・・
香り(アロマ)と療法(セラピー)を合わせた言葉です。ここで使われる香りは精油というもので、植物から抽出した天然の化学合成物質が、数十から集まってできた有機化合物です。香りは鼻から大脳に直接伝えられ「におい」として認識されます。その結果、気分をリラックスさせたり元気づけたりという心理的効果を発揮し身体の働きにも影響を与えます。
嗅覚は「原始的」「直接的」感覚
香りは原始的本能的な感覚を支配している大脳辺縁系に直接届きます。大脳辺縁系は、自律神経をつかさどる視床下部とも関連していて嗅覚刺激が大脳から視床下部へ伝わります。そして、視床下部が下垂体に働きかけホルモン分泌機能にも影響を及ぼします。自律神経とホルモンの機能が正常に働く事は心身のバランスを保ち、健康でいるためにとても重要です。
精油を皮膚から取り入れるアロマトリートメント
精油を植物油で希釈して皮膚に塗ると、精油成分はまず表皮において、保湿作用や収れん作用などの働きをします。表皮から末梢血管といわれる細い血管に入り真皮層に到達します。そこから、血管やリンパ管に入り血液を介して身体に影響を与えるのです。最終的に精油は肝臓で分解されほとんどがろ過され尿と一緒に体外へ排出されます。
精油が血液内に吸収されるスピードはとても早く、トリートメントオイルを皮膚に塗ると、5分以内に血液に入り、20分後には最高値となり、90分以内に大部分が血液中から消失するという研究結果が発表されています。精油成分が体内に長時間とどまることは少なく、そのうえ消化器官系を通らないため胃などの臓器を痛める心配がありません。その点で、アロマトリートメントという精油の利用法は、大変すぐれた方法であるといえます。
日本アロマ環境協会テキスト抜粋 |